子宮筋腫

子宮筋腫Uterine fibroid

子宮筋腫とは、子宮を構成する壁である子宮筋層にできる「こぶ」で、女性ホルモンであるエストロゲンにより大きくなります。発生頻度は無症状のものを含めると、成人女性の3人~4人に1人が持っており、極めてよくある良性の腫瘍です。良性から悪性に変わることはありませんが、定期的な検診を行い腫瘍を早期にみつけて、経過観察していくことをお勧めしております。

症状×治療

月経痛、不正出血、過多月経、過長月経、頻尿や貧血などがあります。多くの症状は、経過観察となる事が多いですが、強い症状がある場合や、悪性が疑われる場合などには、手術が必要となります。単純に筋腫の大きさだけで、治療方針を決定することは困難ですが、5~6㎝くらいを境に、治療について検討する事をお勧めしております。

子宮筋腫の根本的な治療は手術のみです。他の治療は筋腫を縮小させるたり、症状を改善させるにすぎません。また、根治術ではありませんが、妊娠を希望されない方には子宮動脈の血流をカテーテルを用いて人工的に塞ぐことで、腫瘍への栄養供給を止める「子宮動脈塞栓術(UAE)」も有効な治療法です。