低用量ピル(OC)

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料金表

ピル初回カウンセリング(初回診察時のみ) OC First-time counseling 3,000円(+ピル代金)
ファボワール Favoir 2,000円
ラベルフィーユ Labelle fille 2,000円
アンジュ ANGE 2,300円
ピル内服中の婦人科検診(年1回) Gynecological examination 5,000円
ピル内服中の採血 Blood sampling 3,000円

※全てのお会計にクレジットカード、交通系電子マネーご利用頂けます。
「VISA / mastercard / JCB / AMEX / Diners / DISCOVER / Suica / PASMO / WAON / nanaco」

低用量ピル(OC)

OC(oral contraceptives)とは低用量経口避妊薬のことです。

黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2種類の女性ホルモンが含まれた薬です。排卵を抑える作用と、子宮頚管粘液や子宮内膜に作用して避妊効果を発揮します。
「低用量」とは、含まれるホルモンの量を、従来のピルよりも少なく配合している事からきております。従来利用されていた、「中用量ピル」に比べてホルモン量が少ない為、血栓や吐き気などの副作用のリスクを抑えられ、安心して服用できる様に工夫されております。

服用方法

基本的には、1日1錠ずつ飲み続け、これを3週間継(21日)したら、残りの1週間(7日)を休薬します。

避妊の効果

コンドームを理想的に使用した場合で、妊娠率は2%です。これに比べて低用量ピルの場合は0.3%です。これは、不妊手術や子宮内避妊具に匹敵する程の数字です。

副効果

低用量ピルは避妊以外にもメリットあります。

  • 生理の量が減少できる
  • 生理痛が軽減される
  • 生理前の体調不良(PMS)が改善される
  • 婦人科疾患のリスクを減少させる(子宮体がん・子宮内膜症・卵巣がん)
  • 大人ニキビの改善(ピルの種類によります)

副作用

飲みはじめによくある症状(マイナートラベル)

不正出血(12%)嘔気(7%)、体重増加(5%)、乳房の張り(4%)、頭痛(4%)など通常は3か月以内に消失しますが、症状が重い、または改善されない場合にはピルの種類を変更する事で改善される場合もあります。

命にかかわる重大な副作用

血栓症(血の塊ができて血管を詰まらせる病気) :ピルを飲んでいない人よりもリスクが高くなります

成人の女性 1~5人/10,000人
低用量ピル服用の女性 3~9人/10,000人
妊娠中の女性 5~20人/10,000人
分娩〜分娩後12週の女性 40~65人/10,000人

ピルの服用者に限って、特別に血栓症のリスクが高くなるいという事ではなく、妊産婦と比較してみても、血栓症のリスクは様々な要因で高くなる事があります。この様なリスクについて、当院では「わかりやすく」、しっかりお伝えしています。

ピルを服用していて万が一、以下の症状が出た際には、内服をやめてすぐに医療機関を受診してください。

A Abdominal pain (激しい腹痛)
C Chest pain(激しい胸痛、息苦しい、押しつぶされるような痛み)
H Headache(激しい頭痛)
E Eye / speech problems(見えにくい所がある、視野が狭い、舌のもつれ、失神、けいれん、意識障害)
S Severe leg pain(ふくらはぎの痛み・むくみ、握ると痛い、赤くなっている)

ピルとがんについて

低用量ピルは現代女性の、QOLを向上させる薬剤として、広く用いられる様になってきた一方で、エストロゲンと黄体ホルモンを含有する為、「乳がん」の発症リスクは少なからず危惧されています。

ピルを服用しない方でも、乳がんリスクは40歳をピークに上昇するデータがあります。ピルの服用の有無に関係なく、女性であれば、年に1回の「マンモグラフィー」と「乳腺エコー」を併用した乳がん検診をお勧めします。

また、コンドームを使用しない性交渉によってHPV(ヒトパピローマウイルス)が感染し、「子宮頸がん」が発症するリスクも、僅かに高まる報告もあります。これは、完全ではありませんが、HPVワクチンである程度予防ができますし、感染症予防としてコンドームの併用をお勧めしております。これらのリスクがある反面、ピルを服用することで、「子宮体がん」、「卵巣がん」の発症リスクは抑えられる為、相対的にメリットとデメリットを比較して、お一人、お一人にとって、メリットの多い方を選択できるよう、提案させて頂きます。

当院でピルを処方できない方

  • 40歳以上
  • 喫煙者
  • 高血圧
  • 心臓病、不整脈
  • 前兆のある片頭痛
  • 乳腺疾患
  • 糖尿病
  • 肝臓疾患
  • 授乳中
  • 血栓症

よくある質問

  • タバコを吸っていて、ピルが飲めないと言われました。なぜですか?

    喫煙者(電子タバコ含む)の方は、血栓症のリスクが高くなってしまう為、処方できません。 ピルを希望される場合は、まずは禁煙をしましょう。どうしてもタバコがやめられない場合は、ピル以外の方法をご提案させていただきます。

  • 血圧が高く、ピルは要注意と言われました。どうしたらいいですか?

    高血圧は、脳卒中や心筋梗塞のリスクを上昇させる為、まずは高血圧の治療を優先する必要があります。そしてピル以外方法で対応可能な場合もある為、ご相談下さい。

  • 他院で頭痛があるからピルが飲めないと言われました。なぜですか?

    頭痛の種類によって、ピルが飲める場合と、飲めない場合があります。ピルを内服するにあたって、注意が必要なのは「片頭痛を持っている場合」です。

    その理由としては、片頭痛は脳卒中のリスクを上昇させるからです。脳卒中になると、半身不随など、重篤な後遺症や場合によって、命にかかわることがある為、ピルの処方ができない場合があります。「片頭痛でも前兆を伴わない場合」は、慎重に経過を見ながら処方できることがあるので、まずは医師の診察を受けて下さい。

    当院でもピルの処方ができないこともありますが、それに代わるどのような治療があるかご提案させていただきます。患者様のすべての訴えに効果的な治療法が提案できないこともありますが、当院としては安全にできる限りのご相談にのりたいと考えております。